CEU世界観ノート

アイディア整理&保管庫

宇宙から飛来した翠緑色の未知の液体金属

スイス山中に墜落した隕石から発見された液体金属。

常温で液体を維持しており、総量は25メートルのプール程。色合いは黒に近い暗緑色。エメラルドに酷似している。

励起状態になるとエメラルド色の光を放ち、固形化する。その際、側にある物体に取り付く様に固着し混ざり合う様に溶けてしまう。一旦溶けてしまうと視認ができず、成分上からも観測できなくなってしまう。これは便宜的に憑依現象と呼ばれている。

再び励起状態を引き起こすと、憑依された物体がエメラルド色の光を放ち、様々な超常現象を引き起こす。憑依対象は物や人など様々で、励起状態を引き起こせるのは憑依対象に対して縁の深い特定の対象(人物)のみであると推測されている。さながら呪いの妖刀である。

国連主導の研究実験中に爆発事故が起こり、細かな粒子に分解した後、世界中に飛散してしまった。

研究機関は責任を追及され解散したが、その後継組織による回収計画に追われている。

もちろん世界中の大国も秘密裏に回収を狙っている事は言うまでもない。