CEU世界観ノート

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レプティリアンの女王

アメリテキサス州のとある片田舎で起きたエイリアン侵略事件における首魁。テキサスのエイリアン、クイーンなどとも呼ばれる。

またはそこで発生したエイリアンの襲撃を当時14歳の少年が壊滅させた一連の騒動を指す。

爬虫類によく似た細長い瞳孔を持ち、青白い硬い鱗を持ってるが、人を食う事でその人間の姿に擬態できる。擬態時には人語を話すことも出来るようになる。人には聞き取れない言語で会話するが、テレパシーで意思疎通を図る事も出来るので同胞同士で言葉を発したコミュニケーションを取る事は殆どない。

女王は多数の同胞を従えているが、一つのコロニーに付き女王は一体のみ。女王以外は全てオスである。コロニー毎に外星を周遊し、次期女王を産むと、新たなコロニーを組織し送り出す。

侵略の手段は精神ジャックによる静かな侵略だ。人間のオスの意識を乗っ取り、レプリティアンの生殖活動に従事させることができる。ただし二次性徴を終えていない子供の精神には効きが甘いので、生活様式を把握しながら静かに侵略活動を進めていく。また侵略が露見したメスや子供は捕食される。その際、捕食した人間の記憶を受け継ぐ。その為、人類への事態の露見が遅れてしまった。

 

上記の様な生存戦略を取ってきたため、戦う事には長けておらず、戦闘力は非常に弱い。

ただし、女王だけは例外で非常に強力だ。鋭利な爪はグリズリーを容易く切り裂いてしまう。

空中を飛散する緑色の液体金属の直撃を受けたUFOは前述の少年宅の隣家に不時着。家屋上空に浮遊するUFOに潜伏していた。住んでいた家族は全て女王に食い殺されていた。付近一体の成人男性を精神ジャックされ、孤立無縁の状態だった少年は単身乗り込み、コロニーを壊滅させてしまった。

少年を殺さなかったのは、隣家に住んでいた幼馴染の記憶を受け継いで情が移ってしまった事と、二次性徴中だったために効きが甘かった精神ジャックを逆に利用されてしまったからではないか、と連坊捜査局のレポートに綴られている。

死の間際に少年に掴み掛かったクイーンは、彼の右肩に緑色の金属を埋め込み、アザのような形で焼き付いた。少年は取り調べを受けるが、異常は見当たらず国家機密として処理、2年後に州軍へ入隊したが、入隊から2年後に肩に埋め込まれた憑依金属が暴走、国連傘下の研究組織に身元を引き取られる。