CEU世界観ノート

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妖狐

真っ白な肌に赤目、背中から生える8本の触手と1本の尾がさながら九尾の狐を思わせる見た目をしている。

非常に密度の薄い光の粒で体が構成されていて、触れる事ができない。温度に耐性があるので、まずは過酷な寒冷地や溶岩地帯に潜み、徐々に人里に降り、侵食範囲を増やす。

宇宙から少しずつ飛来してきて、現地の生物に取り憑き、徐々に星中の生物を飲み込んでいく。最終段階まで至るとじわじわと星の命を吸い始め、吸い尽くすと他の星に移動していく。

ただし、取り付く事ができるのは夢を見る事ができる生物だけだ。夢の中で誘惑されると次の朝には意識を乗っ取られている。

甲虫のミイラを開発した生物の天敵であり、星の命を先に吸い尽くす、という遠回りすぎる強硬手段で妖狐を滅ぼそうとした。それほどに直接的な対処が難しい種族なのだ。